壽圭(株)代表の松川と申します。
私は2012年3月14日、大阪ミナミに「すし松」をオープンしました。
今年8周年を迎えた矢先、コロナウイルスが日本を、飲食業界を襲い
当店も例にもれず売上は激減。度重なる自粛要請と、家賃120万の支払いに耐えることができず
2020年6月、泣く泣く「すし松」を閉店いたしました。
実は、すし松が閉店する1年程前より、ある計画に着手していました。
ここのところ毎年のように起きてしまう天候被害、頻発する地震。
それらの被災地をニュースで見て、被災地での食料事情を知りました。
そこで伝えられていたのは
「普段食べ慣れていない防災食が口に合わない」
「お湯や水、レンジで調理するものはいざという時に食べられない」という声でした。
あと何と言っても「大変な時ほど美味しいものが体力、気力を向上させる」ということです。
食に携わる身として、この問題点に何かアクション出来ないか、と考えました。